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どうもガンプラの爽快なパチパチ感を味わいたいので、改造とかせず、1週間を目処にジオラマを作ろうと思う。
夏休みの工作のような勢いとラフ気分、それでいて「大人が納得するようなモノ」を目指したい。
そして、数字とオッサンが書いてある紙に化けて僕の財布に納まるのです。

昨日から始めて、今日で2日目。

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HGUC“グフカスタム”まずは素組み。
ニッパー傷上等!!の精神でランナーから荒々しくパーツを切って行く。
完成まで1時間・・・、あれ?意外に時間かかるぞ・・・。

手はビルダーズパーツのMSハンド02、これコストパフォーマンス高いっ!!
値段が値段なんで文句も言えない・・・w



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ジオラマのポーズを決める。
この「サーベル抜刀ポーズ」に決めた。



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ポーズが決まれば関節にタミヤセメントを流し込んで固定。
男なら迷うべからず。



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ある程度固まったら金属線を通して各関節を完全に固定する。
手回しピンバイスだと変な力が加わって決めたポーズが崩れるので、余計な力が掛からないモーターツールで穴を開けよう。



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足裏~足首、ヒザまで一直線に金属線を通して可動を殺す。
完全に殺したいなら2本通そう。
この要領で腕・首・胴等、全部の関節を殺す。

まさか25にもなって、ネットでこんなに「殺す」を連呼するとは。



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定番工作として目付きを悪くした。
頭のフタの目尻~後頭部部分を1段深く削ってモノアイスリット上下を狭くしたのだが、ノーマルとの比較が無いので実物に触れたことの無い人には伝わらない・・・w
ついでに目尻に0.5ミリプラバンを貼り付けてスリットの幅を狭めた。

ってか今更だがグフの首周りのこの線は何なんだ・・・? オラだんだん腹立ってきたぞっ!!!
オラだんだん腹立ってきたぞっ!!!!!!



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鋭い目付き。
当たり障りの無いイケメンになった?
いや、鼻の下が伸びすぎ・・・。
口をもうちょい切り詰めよう。
オラだんだん腹立ってきた。



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ベースに取り掛かりましょう。
もちろん今回も100均の木製フォトフレームである。
たまーに入荷する木製の分厚いのが大好き。
質の悪さが逆に「気取らないラフさ」をかもし出しているのだ。



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さて、途中の写真を撮っていなかったんですが、いろいろやって歩道の柵の話に飛びます。
市販のストラクチャーでは“人の手が加わった感”を出すのが難しいので、プラ棒と真鍮線で自作。

モノサシで引いたような線より、フリーハンドのヨレヨレの線が好きなので、キッチリカッチリはあえて避けます。
“あえて”ですよ?“あ・え・て”。
いやホントに。


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長さを合わせるために、最初に切り出した1本を目安に数をそろえていく。
それでも多少の誤差が生じるので、全部セロテープに貼り並べて動かないように固定、ヤスリで切り口を整えて長さを合わせる。

溝的なディテールを入れたいのであれば、セロテープから外す前にアタリを彫っておこう。
んで、モーターツールにコイツを取り付けて、ろくろ回しの要領でナイフなりを当てて溝を彫ってやる。
頭も丸く削ってやる。



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柵の話しかしてないが、そんなこんなで地面の“基礎”が出来ました。
この基礎からいろいろ生えていくワケですな。

地面となる茶色い板はフォトフレームの背面の木板を外して上に持ってきたもの。



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勢いで突っ走ってしまったので、平らなベースになってしまった。
ちょい退屈なので考える・・・地面の下は空洞。よし、地面に穴を開けよう。

“盛る”だけじゃなく、“彫る”事でも高低差を表現できる。
そして、“彫る”にしか出来ない魅せ方もあるのだ!!
まぁそれはまた後ほど・・・。



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よし、2日目でここまで見えてきた。
明日、3日目は崩壊したビルを作ります。



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平行作業でレミリア?フラン?もやっている。
最低限コレだけは夏までに完成させないとイカンのです。

なんか石膏像みたいな線の多さになってきた。
線は全てモールディングして、スミイレだけでも充分映える造形を目指します。
方向性は“根付け”の造形っぽいカンジをイメージしてます。


左に“焼き芋”みたいなのが見えるでしょ?
コレを頭に1つ1つ付けて髪の毛の形に整えていくのです。
大変。