幸福な新しい耳。

あまけしておでめとうございます。ほんこんもやらしいおねえがいいとです。
いや、あけましておめでとうございます。ほんねんもよろしくおねがいいたします。

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今年初モデリングはコチラの超巨大爪楊枝。

なんか2012年は完成品3個ぐらいだったけど、技術は無駄に上がった気がします。
だってもうコレなんか「神がかってるぜ」とストレートに自惚れれるくらい信じられない。
コメリカ人が見たら間違いなくOh! My God! って言うし、イスラエル人が見たとしてもそれに準じた何らかのアクションを起こすぜ。
驕り高ぶらないとやってらんないねっ!!ふんっ。

と、強引に2013年を幸先のよいスタートに引っ張ろうとしております。
今年は白泉社花とゆめ”で連載持てるくらいに頑張ろう。



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サイズは1/72。
ちゃんと「美少女フィギュアの顔」してるでしょ?

作り始めた理由は、録画してた「ガールズ&パンツァー」を一気見してハマったから。
安易な「戦車×萌え」では無く、いろいろな面で気配りが効いており“リアリティー”と“アクロバティック”さの加減が絶妙だと思った。
要はリアリティーを追求しすぎて地味になることもなく、バトルアニメ?として派手なアクションで度が過ぎるって事でもなく、ほんとうにいい湯加減でオススメ!!


と言うものの、作ってるのはそのガルパンの人物ではないのだ。
僕のコレはただの安易な「戦車×萌え」でございます。

なぜ1/72サイズなのか・・・、1/144だと「記号」でしか表せないし、1/48や1/35なら納得行くまで作り込んでしまい自爆する可能性大。
なのでこのサイズにした。
ただ、塗装が出来るか?と言うことと、複製できる・・・?と言うのがネック。
まぁソコは行き着いてから悩もう。




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まず頭のカタチに持っていくのが大変なのだ。
そこから写輪眼を発動し、顔を彫っていく。
説明したところで何も伝えられる気がしないし、自分でも何をどうやったか覚えていないもの。

たぶんレーザー成型かなんかの機械でやったんですよp@





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使う道具はコレ。
ナイフ3種、つまようじXX(ダブルエックス)、非調色スティック、ケガキ針
これだけ。



この中でも非常に重要な役目を果たすのがデザインナイフ。
モノの大きさ的にヤスリが使えないので、これらの“カンナがけ”で面を整えなくてはならない。

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一番上がノーマルの刃。
造形、整面、カニ占いなど、なんでもOKななんでもOK屋さん。


その下の汚いのが、ノーマルの刃を限界まで尖らせた特殊刃「刃明打正三角(バミューダトライアングリャー)」。
ノーマルの刃の「刃先ちょい後ろ」に存在する出っ張りが邪魔になるのでソレを削り落とし、チュンチュンに尖らせたもの。
主に極細の線をヤンヤンするのが趣味。
冗談半分で「焼入れ」してみたところ、引くほど強度が上がった。


その下の血まみれのが「ブラッディー・ジャッジメント・パラノーマルアクティバン湖 ~バラの旋律とそれぞれの固有名詞~」。
その名のとおり、細部の微妙な曲面を生み出す丸刃。



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そして特に必要じゃないけど、たまに使う2軍刃。
左から
バン湖(大)
平刃(大)
平刃No.2



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スカルピー造形用に作ったのにいろいろ大活躍な、つまようじにマチバリを付けただけの細部ケガキ針「オチョー」。



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タミヤの調色スティックの「耳かき」部分に刃付けして、凹面をかき出すように整面するニクい奴「タミヤ調色スティックかき出しくん」



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その反対側のペローンには両面に紙ヤスリを貼り付けている。
今回のにはまったく出番無いが、ガンコレやらには大活躍。





あ、普通のケガキ針は使ってないや・・・。

さて、全部含めて“タガネ1本分のお値段”で、自分に合うツールがこんなに作れちゃいます。
大半のモノは使い古したデザインナイフの替え刃から生み出せる。
物作りしてると「こんな刃が欲しい・・・」と思うものである。
お店を見に行くのも良いが、昔ながらのこういう選択肢もアリ。

刃の形状加工は100均のダイヤモンドヤスリで大まかに整え、刃付けは紙やすりで十分。
強度が心配なら焼き入れ。
ライターでMAXまで炙って、水で冷やす。
いやコレ正直半信半疑でやったんですけど、ホントに折れる気配が無い。



貧乏モデリング、ユー・アー・カッコメン。