SDキュベレイ完成!! 其ノ壱。

グロス塗装中の梅雨入りに嘆き、エアブラシからの水噴射に叫び、何だかんだと悲喜交々ありつつようやく完成。
とりあえず、改造前のガシャポン戦士NEXT「キュベレイ」との比較。

イメージ 1

なんかもう人格が違う。
人種も歳も性別も違う。

でも、甲本ヒロトはこう言っていたではないか。
「生まれた所や、皮膚や目の色で、いったいこの僕の何が分かると言うのだろう。」と



イメージ 2

キュベレイの頭はつるっと1パーツなのだが、強引にフェイスとヘルメットに分けた。
コレはデザインの変更が目的じゃなく、顔の小型化を簡単に行うための苦肉の策?である。

両方の頭部の大きさを見比べていただき鯛。
作り直しとかではなく、幅詰めのみでここまで変わる野田。



イメージ 3

元のキュベは見れば見るほど腹の立つ顔である。
首を「くいっ」と前に出し、上目遣いでアゴをしゃくらせているのが何ともタマラン。

首を後ろに下げ、アゴのしゃくれをを若干おとなしくさせてやった。
ざまぁみさらせぇあぁ。



イメージ 4

仲良く手をつないでいる。
美人はあえてブサイクちゃんと仲良くなることで、自分の「美」をより引き立たせるのと同時に、なんかいい人、優しい人といった印象を見る物に与える習性がある。

ほら、短足ちゃんの横にいるだけで凄い脚が長く見えるでしょ?
どっちもSDのクセに。



イメージ 5

ベース裏の配線はあえて工業機械風にテープ留め。
市販品では考えられないような、ゲロ渋な演出である。
キュベレイは非常に優雅に見えるが、やはりアクシズ製である。
ジオン残党が集まった貧乏軍団なので、キュベの中身も本当にこんなカンジのはずだ!!と言うお遊び。

まぁ見えないので、わりとどうでもいい。



イメージ 6

K-TRADINGのミラクデカールで自作したネームプレート。
実は「半透明である」と言うインクジェット用自作デカールのマイナス点を利用した、セッシ・ボーンな仕様なのである。

インクジェットに白インクは無いので、白部分は透明、ピンクと紫は半透明なので、下地の色がモロに出る。



そのマイナスポイントを生かして

イメージ 7

一旦銀のシールにデカールを貼って、ソレを台座に貼り付ける事にした。
ソレにより、透明もしくは半透明の部分はメタル(箔押し文字?)っぽく反射する。

メタルシートはダイソー製。
模型道具の7割は100均の物を使っている。



イメージ 8

なんかどうしても文字が光り輝くように映らないので、逆に暗めのところで写してみた。
若干反射光が見える?
否、メタリックもクソも無いわ。

でも、甲本ヒロトは言っていたではないか。
「写真には写らない美しさがあるから」と。