ツヨ式、ガンコレ改造ハウトゥー♪ ~Hi-ν遊ビ編~ 其ノ壱。

さて、いつかやろうと思ってた「ガンコレ改造ハウトゥー」スタートです。
自分のスタンダートな改造法をご紹介いたします。

初~中級な、基本的な改造方法は結構見かけるので、ここでは省いちゃいます。
上級です!!

今回はシンプルにパーツ流用や新規造形はなるべく避けて、素材を生かして作ります。
あまり普及していないジャンルなので、独学かつ感覚的にやっているので、しっかり説明できるか微妙です。
たぶん上手い人ほど、この「感覚的」ってので、人に説明しにくいのだと思います。

まぁやりましょ。



イメージ 1

今回は発表当時は期待したが、いざ蓋を開けてみたらシリーズ屈指のエクセレントブサイカー、悪名高き「Hi-ν ガンダム」です。

改造に使用するのは主にプラバン、瞬着です。
パテやらは基本使いません。

対・ゴム用の工具はダイヤモンドヤスリ(ダイソーで200円の)、180、320、400、800番の耐水ペーパーをスポンジ両面テープに貼ったもの。
また写真撮って紹介しますw



イメージ 2

まず、このジミー大西そっくりなフェイスをどうにかします。
優しくて、友達多そうなカンジがナイスなんですが、いかんせん流麗なガンダムには合いません。



イメージ 3

パカッとこうなります。
写真で状況判断願います。

不親切なので説明すると・・・
・フェイスを切り出して、その奥を1ミリほど切り取る。
・無暗やたらに「馬面」なので、ギリギリまでエラを切る。
アゴ部分をV字に切って取り除き、切り口に合うように端をV字に尖らせた0.5ミリプラバンを接着し、「アゴになる部分」を作る。

この時、「アゴになる部分」はすぐに切り取らず、持ち手として置いておく。
フェイスは米粒より小さく、加工が困難なのでコレを持ちながら加工し、終わったらアゴの形に切り出す。
これまた、アゴの形を出すのが地味にムズい。



イメージ 4

ブサイクなお顔をシェイプアップし、奥まらせたトコに付けたことでこんなにイケメンに。
しかし、顔の造形自体あまり上品ではないので、奥に隠してる状態です。
顔に自信が無い女子が前髪で顔を隠すのと原理は似ておるのではないかと。
大丈夫、君は可愛いヨ。

フェイスの別パーツ化は、奥まった目の塗装も楽にしてくれるので超オスヌメ。
まぁガンプラと同じ分割とか、後ハメ加工して作ればあとあと楽なんですよ。



イメージ 5

スカートはこんな風にパラッと。
切る順番は、周囲の状況に応じて各自の判断のもと行われたし。
最初のうちは男らしく指ごと行けばよいのです。



イメージ 6

0.3ミリプラバンに瞬着ドップリ付けて貼りつけます。
これにより、分厚く、エッジをシャープに、大きく、裏面にディテを入れやすく等々、軽く考えて数万の恩恵を得ることが出来ます。

右の状態ぐらい周囲を瞬着で固めて、乾いたら左のようにエッジを意識しながら加工する。
角度やらは各々のセンスに任せます。



イメージ 7

腰と中腹を分割します。
これは表面処理をしやすくするのと、S字立ちを表現するために行う工作です。
中腹は腰との切断面で1.2ミリ延長してます。
写真では逆になってる・・・。

腰は好みで先端を0.5ミリ、中央を1.2ミリ延長してます。



イメージ 8

脚の延長です。
ディテールが最も少ないところを狙い、ナイフでスパッと切ります。
そこに適当なプラバンを挟みます。

真鍮線を仕込んでおくとポキっと行きにくいです。



イメージ 9

今回は1.2ミリを2枚挟みました。
ある程度整えたんですが、下膨れして変な形になりました。
ここの修正は「造形作業」です。
このバランスは各々の造形センスに任せます。

プラ板やパテをゴム素材に使用した場合、どうしてもプラバン、パテの部分が先に削れてソコだけ凹むので、注意しながらやりましょう。
まぁどんだけ注意しても凹むので、最終的にラッカーパテか瞬着で埋めてください。



イメージ 10

スネの鼻筋状のトコをある程度整えてスリムにしました。
まだ改善の余地ありです。

膝アーマーも切り離し、真ん中で1.2ミリ、先端で1.2ミリ延長してます。



イメージ 11

こんだけ変わりました。
全体で4.8mm以上長くなってます。




つづくことになることになるのである。