1/400 ガンダムコレクション改造 「シャア専用ゲルググ」


シャア専用機の嫌いなところはズバリ「色」である。
ビジュアルが嫌いとかじゃなくて、混色が難しい。

明るくしすぎるとオモチャ、暗くすると汚い色になる。
そして試行錯誤の混色を終え、塗ってる途中で気付いた。
「あ!!こういう時のガンダムカラー!!」



よく「あれ、シールドは?」って聞かれる。
俺は「ボディーラインを崩すから背負い物が嫌い。だから外しました」と答える。

でも製作者のこだわりなんて、見る人にとっちゃぶっちゃけどーでもいいワケで・・・。
「いや、こだわりなんてむしろ邪魔だよー」って、そういう事を気付かさせられた「ほろ苦い」作品。



シールドならちゃんと下についてるのにw



一見派手なシャゲルだが、実は地味な色だったりする。
それを解消したのがハッチの「ピンク」。

機体のど真ん中にあることで、たったこれだけの面積でも効果は絶大である。



先行量産機=テスト機ってことで、後ろはとにかく派手にした。
オナニーですな・・・。



ゲルググのトレードマークは、リックドム譲りのフレア内のバーニア群。



めちゃくちゃしんどかったんだが、特に言うことない。


2010年3月ごろの作品。
自分でもよく分からない作品である。
ゲルググが特別好きというわけでもなく、シャアが好きというわけでもない。
構図は俺らしいけど、本体のディテール&カラーは俺らしくない。

この作品自体嫌いではないのだが、当時何を考えて作ったのか、それが思い出せない作品であるw
まぁ普通にカッコイイんですけどねー。




一般のガンコレ改造作品ぐらいには手を加えている。
量産機もハッチに山吹色を塗ったりして、シールドとかもカラーアレンジしてるんだが、たぶん言わないと気付かない。



カッコイイけど、オークションに出すべき作品ではなかったなーってのが本音w
出すなら出すで、しっかり「値段を付けて出す」って事をするべきだったなーと。

そういう線引きを教えてくれた作品である。



装甲が外れてフレームがむき出しになってたりする。



こういう浮遊モデル、支え棒の真鍮線は「見せるべきではない、なるべく隠す」のが常識だと思ってたんだが、案外プロとかでも、ベースから本体へ伸びるすっごい長い線が「モロ見え」してる人が多い。
わざわざ土台の一番下から伸ばさんでも、機体すぐ後ろにある岩とかに刺して浮かせればいいのに!!と思うんだが。

「本体は作品、支柱は支柱」と割り切れる人か、「支柱も本体もあわせて作品です」って全体を見て「作品」と捉えれる人なのか、まぁ人それぞれだわな。



大きめだが、やはり小さい。



やっぱ気付かれなくてもコダワリたいね。
そして、気付いてくれた人と少しだけ心を共有できたら・・・、それが模型の楽しみの一つですな。



地味に超!!手を加えてるんだが、結果、やはり地味。



この「割り箸ゴム銃」はどう作ればカッコよくなるのか、バランスがすごい難しかった。



腰、脚のバーニア。



なんつう色や・・・。
重機的なカラーにしてみたかったw



塗装だけは楽でした。



もう満足!!作りたくないw