1/400 ガンダムコレクション改造 「ザクレロ」


破片で「軌跡」を表現している。
この「破片エフェクト」が有るか無いかで、感じる勢いがぜんぜん違うと思う。



腕が切れてクルクルーと膝元に。



ザクレロの左面に、ガンキャノンの破片が当たってハゲた擦り傷がある。
これも先の破片と同じく、「軌跡」を表現していたりする。



機体各所にダメージが。
ジオン系の装甲は曲面主体なので、実体弾のほとんどは直撃することなく、その曲面に沿って後ろに流されていく。

コレは「攻殻機動隊S.A.C.」で、タチコマが高速道路上で陸上自衛軍主力戦車と銃撃戦を演じたときに分かりやすく表現されている。



ミサイルは残り2発。
それなりに長時間戦っていたのでは?



ヒートナタ自体も砕けてる。
実体剣ならではのセクシーショットだろう。

ガンキャノン、シールド装備してたり。



2008年12月ごろの作品。
知り合いの社長に「クリスマスにザクレロちょうだい」と言われて、作ったもの。

当時の俺は正直「ザクレロて・・・」と思っており、作る気が無かった。
しかし、ついに約束の1日前になってしまい、重い腰を上げる。
モデラーがたまに見せる「モデラーズハイ」を発動させ、表面処理から塗装、仕上げまで1日でやり遂げた「やればできるんやんけ」という作品。

こういう妙な勢いで作った作品は、それなりに妙なオーラをまとった物が出来る。
最近の自分のガチガチに凝った作風も気に入ってるけど、やっぱこういうのも楽しくていいね。




ガンキャノン、造形〜塗装まで3時間ぐらいだと思うが、地味に凝ってる。
適当スプリッター風迷彩とか。



バッコーンと砕けた破片はプラバンのクズを集めたもの。
正直食玩レベルの表現だが、勢いがあって気に入ってる。



このザクレロ、正式にはガンコレでは無いんだが、こっちのほうがサイズ的に調度と感じた。