田舎の便所にいた虫とレオパルト。

田舎の便所にはワケのわからん虫がいっぱいいる。
ウンコしてケツ拭こうと紙に手を伸ばしたらソイツと目が合った。
一瞬硬直して頭の中にいろんな選択肢が現れる。

「目を逸らさず冷静に用事を済ませる」「叩き潰す」「ケツを拭かずに逃げる」「おばあちゃんを呼ぶ」などなど。
しっかし、毎日あんな鬼みたいなやつらと個室で渡り合えるんだから、田舎の人は本当に強い。

ようやくレオパルド（レオパルトが正しいのか？）も完成したので、便所で捕まえてきた奴らと記念写真を撮った。

コイツは便所コオロギ。
カマドウマってやつですな。
最近はその生息域をバリバリ減らしてる儚き便所の守り神。

そういや外国の観光名所の遺跡、その石垣の隙間に１５cmくらいのカマドウマがびっしり生息してるのをテレビで見た。
あそこまでデカいとエビやシャコみたいにボイルしたら美味いんじゃないの？と逆に思う。

コイツが便所虫ことダンゴムシとかワラジムシの類のやつ。

幼稚園の頃、先生にダンゴムシの生態を教えてもらって、捕まえて丸めまくった。
なぜか丸くならない奴がいる、無理矢理丸めるとつぶれてしまって「ギャー！！！どおしたのぉ！！？？（涙」
ソレがワラジムシ。

いろんなものに触れて、いっぱい失敗して学んでいく。
そして、ソレを将来の自分の子供に教えていく。
いつまでもそういう世の中であってほしい。

コレはゲジ。
流れるようにサラサラーと地面を進む、多脚疑似ホバータイプモビルスーツの総称。

夜道、コンクリートの地面に「茶色いつけまつげ」が散らばっている。
ソレがサラサラと風に揺られて動いている。

「いや待て、風なんて吹いてないぞ・・・？」
サラサラサラ、カサカサカサ・・・、まるで意思があるように流れるソレ。
僕は薄闇の中、目を凝らして見てみた。

それがいけなかったんだ。

はい、1/144レオパルト！！
初スクラッチ戦車、フィギュア、うまいこと行きました。